最後の瞬間のすごく大きな変化

残り数章、物語はたくさんの謎を積み残したまま終りへと近づいていく、どんな終りが待ち受けているのか期待に胸が膨らむ幸せなとき。ページを繰る手を止めて、カップに珈琲を注いで一呼吸おく、このまま一気に読み終えるのはもったいない。
彼の作品の常として、謎がすべて解決されハッピーエンドが訪れることはないだろう、しかしこの一冊はこれまでの彼の作品とはどこか異なる気がする、Book1とBook2で残された謎のピースがあまりに綺麗に整理されて、カチカチと音を立てながら並べ直されている、いろんなことが解りそれでもなお謎は残っている。
もう少しで、Book3を読み終えます、読み終えたらその余韻を胸に飲みに行こうと思っています。

*本日の一曲
Bob Marley『Redemption Song』