会いに行かなければ、それは同じことになのかななんて

仕事中に携帯にメール、なじみのカフェの常連だった友達が亡くなったという知らせでした。彼が大学を出て就職したのが去年の春で、たしか夏ごろにガンがみつかって、長いことがんばってたけど結局そこから帰ってこれなかった。
週明けにお葬式があるらしいんだけど、たぶん僕は行きません。この年になっても、人が死ぬってことがよくわからないのです。
長いこと会っていなくてこれからも一生会うことのない友達と、死んじゃったけどお葬式にも行かなくて死んでる姿を見ていない友達の差はどこにあるんでしょう。生きてさえいれば会う可能性があって、死んじゃったらもう二度と会うことはないってのはわかるけど、もう一生会うことのない昔の友達なんて山ほどいるわけで、死に顔を見さえしなければ両者の違いなんてたいしたことないんじゃないかななんて思ったり。
「僕の中でだけでは生きている」なんていうつもりはなくて、言葉ではうまく言えないんだけどね。


*本日の一曲
スチャダラパー「彼方からの手紙」
毎日みんなで口にするのは「あぁあいつも来てればなぁ」って
本当にぼくも同感だよ それだけが残念でしょうがないよ